LCY‑02120‑11
【注9‑6】下記点灯条件にて、パネル面上の輝度値が初期の輝度値の50%以下とならないON‑OFF回数。
[点灯条件]
周囲温度:−10℃
HIGH[6.0mArms]
OFF
1min 1min 1min 1min
10. 表示品位
別紙出荷検査基準書を参照してください。
11.モジュールの取り扱い
11‑1 モジュールの取り付けについて
①TFT−LCDモジュールは、裏面四隅の取り付け穴を利用して機器に取り付ける構造に
なっております。M2.6タッピングビス(締め付けトルク0.3〜0.4N・m)が推奨
できますので、取り付け時は同一平面で固定するようにして、モジュールに ソリ や
ネジレ" などのストレスが加わらないようにご配慮下さい。
また、画像の乱れを起こすことがありますので、セット側のタッチスイッチ等の押圧が
直接モジュールに伝わらないようにご配慮下さい。
②モジュール入力コネクタの挿抜は、必ず電源を切った状態で行なって下さい。
③モジュールの金属シールドケースと、インバータ回路のGNDを必ず接続してください。
接続が完全でない場合は、以下の問題が生じる恐れがあります。
a)バックライト起因のノイズが増加します。
b)インバータ回路出力が不安定となります。
c)場合によっては、部分的に発熱することがあります。
11‑2 実装時の注意事項
偏光板は、柔らかく傷つきやすいので、取り扱いには十分注意して下さい。 なお
キズ、汚れの防止のため保護フィルム[ラミネータ]が貼ってあり、できる限り
使用直前に静電気に注意しながらはずしていただくことをお奨めいたします。
偏光板ラミネータ剥離作業の注意事項
A)作業環境
ラミネータを剥離した場合に、静電気によるゴミ等の吸着を起こす場合が
ありますので、下記環境下での作業が望まれます。
a)床:タイル上に1MΩ以上の導電処理[導電マット敷き床、又は導電塗料
の塗床]
b)外気よりの粉塵が直接入らない部屋で、出入口にはゴミ除き用粘着マット
を設置して下さい。
c)湿度50%〜70%、温度は15℃〜27℃が望まれます。
d)作業者は、導電靴、導電作業衣、導電手袋、及びアースバンドを着用して
下さい。