B)作業方法
除電ブロア
20cm以内
モジュール
ブロアの風向き
LCY‑02120‑12
バックライトケーブル
セロテープ
a)除電ブロアの風向きは、モジュールによく当たるようにやや下向きにし
て下さい。モジュールと除電ブロアの距離は20cm以内として下さい。
また、モジュールの向きにご注意下さい。 [上図参照]
b)偏光板をキズつけない為に接着テープ[セロテープ等]を、除電ブロア
に近い部分のラミネータ部に押し当てます。[上図参照]
c)セロテープを手前に引きながらラミネータを剥離します。
剥離時間は、5秒以上かけてゆっくり行って下さい。
d)ラミネータ剥離後のモジュールは、ホコリのかからぬように、すぐに次の
作業に移して下さい。
e)偏光板上「ゴミ」の除去方法
・静電気対策がされたN2ブローで吹きとばして下さい。
・偏光板は、キズつきやすい為拭きとりを行うのは望ましくありません。
汚れや指脂がついたときは、セロテープの粘着面を利用して汚れをそっと
引きはがす方法が推薦できます。やむをえない場合は、レンズ拭き用布
にて息を吹きかけ注意深く拭きとって下さい。
TFT−LCDモジュールの金属部[シールドケース、シールド裏ケース]が汚れた
場合は、乾いた柔らかい布で拭きとって下さい。 取れにくい場合、息をふきかけて
拭きとって下さい。
水滴や指脂などが長時間付着すると変色やシミの原因になりますのですぐに拭き
取って下さい。
TFT−LCDパネル[ガラス]を使用しておりますので落としたり、固いものに
当てるとワレ、カケの原因になります。 取り扱いにはご注意下さい。
このモジュールには CMOS LSI を使用しておりますので、取り扱い時の
静電気に十分注意し、人体アースなどの配慮をして下さい。
11‑3 製品設計上の注意事項
当モジュールを使った製品設計に際しては下記の注意点を厳守願います。
モジュールは防水カバーなどで保護し、塩分・水が容易に入らない設計をお願い
します。
モジュールからの不要輻射が周辺機器に妨害を与えないように製品化設計に際し
ては充分なシールド対策をお願いします。