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AK5385AVF View Datasheet(PDF) - Asahi Kasei Microdevices

Part Name
Description
MFG CO.
AK5385AVF
AKM
Asahi Kasei Microdevices AKM
'AK5385AVF' PDF : 24 Pages View PDF
ASAHI KASEI
[AK5385A]
1. グランドと電源のデカップリング
電源とグランドの取り方には十分注意して下さい。AVDD, DVDDが別電源で供給される場合には、電源立ち
上げシーケンスを考える必要はありません。AVSS, BVSS, DVSSはアナロググランドに接続して下さい。シス
テムのグランドはアナログとディジタルで分けて配線しPCボード上の電源に近いところで接続して下さい。
小容量のデカップリングコンデンサはなるべく電源ピンの近くに接続して下さい。
2. 基準電圧
A/D変換の基準電圧はVREFL/R pinの電圧とAVSS pinの電圧の差です。AVSS pinはアナロググランドに接続し、
VREFL/R pinには電源と同様、高周波ノイズを除去するために0.1µFのセラミックコンデンサと10µF以上の電
解コンデンサをVREFL/R pinAVSS間に接続して下さい。特にセラミックコンデンサはピンにできるだけ近
づけて接続して下さい。さらにディジタル信号、特にクロックは変調器へのカップリングを避けるために
VREFL/R pinからできるだけ離して下さい。
VCOMはアナログ信号のコモン電圧として使われます。このピンには高周波ノイズを除去するために0.22µF
程度のセラミックコンデンサをAVSSとの間に接続して下さい。特に、セラミックコンデンサはピンにできる
だけ近づけて接続して下さい。VCOM pinから電流を取ってはいけません。ディジタル信号、特にクロックは
変調器へのカップリングを避けるため、VCOM pinからできるだけ離して下さい。
3. アナログ入力
アナログ入力信号は各チャネルの差動入力ピンから変調器に入力されます。入力電圧はLIN+(RIN+)
LIN(RIN)の差の電圧になります。入力レンジは±2.9Vpp (typ)です。AK5385AAVSSからAVDDまでの電圧
を入力することができます。出力コードのフォーマットは2’sコンプリメントです。DCオフセット(ADC自体
DCオフセットも含む)は内蔵のHPFでキャンセルされます。
AK5385A128fs (6.144MHz@fs=48kHz, Normal Speed Mode)でアナログ入力をサンプリングします。ディジタ
ルフィルタは、128fsの整数倍付近の帯域を除く阻止域以上のノイズを全て除去します。ほとんどのオーディ
オ信号では128fs付近に大きなノイズを持つことはありませんので、簡単なRCフィルタで128fs付近のノイズを
十分に減衰させることができます。
AK5385Aのアナログ電源電圧は+5Vになっており、アナログ入力ピン(LIN+/, RIN+/)には、AVDD+0.3V以上、
AVSS0.3V以下の電圧と10mA以上の電流を入力してはいけません。過大電流の流入は内部の保護回路の破
壊、さらにはラッチアップを引き起こし、ICの破壊に至ります。従って、周辺のアナログ回路の電源電圧が、
±15V等の場合はアナログ入力ピンを絶対最大定格以上の信号から保護する必要があります。
MS0265-J-01
- 18 -
2003/11
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