ASAHI KASEI
[AK5385A]
5. 測定例
Figure 8はVREFL/R pinに0.1µFのコンデンサと並列に接続されるコンデンサの容量とS/(N+D)の関係を示した
ものです。横軸がコンデンサの容量、縦軸が歪特性です。
[測定条件]
・AVDD = 5.0V, DVDD = 3.3V; AVSS = BVSS = DVSS = 0V
・fs = 48kHz
・測定帯域 = 10Hz ∼ 20kHz
・Ta = 25°C
・Audio Precision System Two Cascade使用
S/(N+D) vs. VREF Cap
106.0
105.0
104.0
103.0
102.0
101.0
100.0
0
50
100
150
200
250
VREF Cap [uF]
Lch
Rch
Figure 8. S/(N+D) vs. VREF Cap
6. 複数デバイスの同期
AK5385Aをシステム上で複数個使いする場合、各デバイス間で同時にサンプリングするためには注意が必要
です。同期サンプリングするためには、MCLKとLRCKはシステム上のAK5385A全てに対して同じタイミング
である必要があります。システム上の全てのAK5385Aを同じクロックエッジでAD変換させるためには、
AK5385Aへのリセット信号がMCLKのエッジに重ならないようにして、同時にリセットを行って下さい。
MS0265-J-01
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2003/11